持ち物の整理
本とレコードを
手放す前に、
確かめたいこと
読んだ時間、聴いた思い出も大切にしながら、本棚を見直す
内容と付属品を確かめ、残す物・価値を相談する物・譲る物を分けましょう。傷みを自分で修理する前に、保存や査定の相談をする方法もあります。
棚の奥に並んだ全集やレコードは、持ち主の関心が詰まったもの。全部を一度に判断せず、棚一段から始めると、もう一度楽しみたい物も見つけやすくなります。
1中を確認
本の間、ケースの中を一度確認
手紙、写真、現金、個人情報のある書類が挟まれていないか、無理なく開ける範囲で確認します。家族の持ち物なら、先に本人へ残したい本や思い入れを聞いておきましょう。
レコードは盤だけでなく、ジャケットや歌詞カードなどの付属品を一緒にしておきます。別の箱に入った物を見つけたら、どれと組み合わさるか分かるようにします。
2傷めず扱う
きれいにするつもりで、傷めないように
古い紙に市販のテープを貼るなど、家庭での修理が後の保存を難しくする場合があります。国立国会図書館の資料保存研修でも、取り扱いや保存手当が扱われています。傷んだ大切な本は、そのままの状態で相談しましょう。
米国議会図書館は音声資料の保存方法を案内しています。盤をむき出しで重ねたり、熱のかかる場所に置いたりせず、ケースとともに安定した場所で保管します。再生機がない録音も、確かめずに処分しないようにしましょう。
3行き先を選ぶ
古いだけでは価値は決まらない
買取を相談するなら、書名・著者・出版社・版や、レコードの作品名・品番・状態を伝えます。専門分野のまとまりや付属品も、相談時の手がかりになります。金額は需要や状態によって異なります。
図書館や施設への寄贈は、必ず受け取ってもらえるとは限りません。受け入れ条件と事前連絡の要否を確認し、送付前に相談してください。資源回収に出す場合も、自治体の紙・付属媒体の分別に合わせます。
- 1
中を確かめる
挟まれた物・付属品・所有者の希望
- 2
情報を残す
書名や品番、全体と状態の写真
- 3
行き先を決める
手元に残す・査定・譲渡・資源回収
4残す記録
好きだった理由も、一言残しておく
値段が付くかどうかとは別に、家族へ伝えたい本や曲を選んでみませんか。「旅先で買った」「繰り返し読んだ」など短い言葉があれば、受け取る人もその意味を知ることができます。
量が多い場合は、本を詰めた箱を一人で持ち上げず、小分けにします。運び出しが難しいときは、査定や片付けの相談時に階段や量も伝えると進めやすくなります。
本・レコードの整理メモ
- 残したい一つ
- 例:若い頃に読んだ画集
- 確認したい物
- 例:全集の欠けた巻と付属冊子
- 相談時に伝えること
- 例:棚二段分、階段での運び出し
