住まいと安全
終活の片付けを、
防災の備えにつなげる
物を減らすだけでなく、必要な物を使える場所に
通り道を空け、家具の転倒対策と備蓄を確認しましょう。水や食品は家族の人数・体調に合わせ、普段使いながら補充できる仕組みにすると続けやすくなります。
片付けで生まれた空間は、避難しやすい通路や備蓄の置き場にも使えます。今の家で安全に暮らすための見直しは、終活と防災を別々に頑張らずに進める方法です。
1通り道
寝室から玄関まで、歩いて確認
夜に歩く場所、扉を開ける場所、家具が倒れるとふさがれる場所を確認します。箱や袋を一時置きしているなら、まずそこを片付けると変化が分かりやすくなります。
家具の固定方法は家具や壁の種類、住まいの条件に合わせます。賃貸では管理者へ確認し、自分で安全にできない作業は無理せず相談しましょう。ハザードマップと避難先も合わせて確認します。
2備蓄の量
水は人数と日数で考える
政府広報では、水は飲用と調理用を合わせて1人1日おおよそ3L、食品は最低3日から1週間分の備えを案内しています。備蓄場所と運べる重さも考えて分けて保管しましょう。
下の図は3Lを基にした計算例です。個別の飲水量の指示ではなく備蓄の目安で、体調や食事に制限がある方は普段の医療・ケアの相談先と備えを確認してください。
横棒の共通目盛り:0〜42L。公的な目安から当サイトが計算。洗濯などの生活用水とは別に考えます。
3使って補充
普段食べる物を少し多めに
食べ慣れた常温保存の食品を備え、古い物から使い、使った分を買い足します。特別な非常食だけを奥にしまうより、期限を見直しやすくなります。
水や食品のほか、携帯トイレ、眼鏡、補聴器の電池、衛生用品など自分に必要な物を確認します。薬は自己判断で余分に集めず、災害時の備えを医師や薬剤師へ相談してください。
4連絡と持ち出し
備えの場所を、家族も分かるように
家に残す備蓄と、避難時に持つ物を分けます。持ち出し袋は実際に持てる重さか確認し、支援が必要なら誰に頼るかを自治体や身近な人と相談しておきます。
連絡先や避難先は紙でも控え、家族が別の場所にいるときの確認方法を決めます。誕生日や季節の変わり目を、備蓄と連絡先の見直し日にしてもよいでしょう。
今日できる防災の一歩
- 空ける場所
- 例:寝室の扉の前。置いてある箱を移す
- 確認する備蓄
- 水の量と食品の期限
- 家族に伝えること
- 持ち出し袋と連絡先メモの場所
