はじめての終活
終活って、
何をすること?
これからの暮らしを、
自分らしく整える準備
「まだ自分には関係ない」「片付けのこと?」。そんなところから、知ってみませんか。
1終活とは
最期のことだけでなく、
これからのために
持ち物、暮らし、伝えたい希望を、自分で選べるうちに少しずつ整えること。
トリセツでは、終活をそのように考えています。物をすべて捨てることでも、今すぐ葬儀や相続の答えを出すことでもありません。
生前整理は、終活の一部です。ご本人が持ち物や住まいを整えることに加え、終活では契約や希望、家族への伝達なども考えます。トリセツでは「終活・生前整理」として、知ることから実行の手助けまでをご案内しています。
大切な写真を一枚選んで、その思い出を話す。使っていない契約がないか、一つ確認する。
これからの自分が少し暮らしやすくなる。それも、終活の一歩です。
何を準備するかは人それぞれ。おひとりで暮らす方も、ご夫婦も、ご家族と一緒の方も、今の生活に合うところから考えられます。
2自分の暮らしから
身近なことに、
きっかけがあります
終活の必要性が、まだピンとこなくても大丈夫です。こんなことはありませんか。
しまったままの物がある
残しておきたい理由は、自分だけが知っているかもしれません。まずは一つ、誰かに伝えたい品を選んでみます。
今の家が、少し大変になった
掃除や階段、庭の手入れ。今の負担に気付くことも、これからの住まいを考えるきっかけです。
自分にしか分からないことがある
契約先、書類の場所、連絡してほしい人。身近な人でも知らないことを、一つずつ共有していきます。

本人に聞けなくなった時、残された人は分からないまま判断することになります。全部を決めなくても、「これは大切」「ここを見てほしい」が伝わるだけで、迷いを減らす手助けになります。
3準備の全体像
片付けだけではない、
六つの身近なテーマ
すべてを一度に進めるための一覧ではありません。自分に関係がありそうなことから、見てみましょう。
住まい
これからも住みたい場所と、暮らしの負担を考える
今の家で続けたいこと、手伝ってほしいことを書き分けます。住み替えを急いで決める必要はありません。
今の家で負担に感じることを一つ書く
持ち物
使う物、大切な物、まだ決められない物を確かめる
思い出や譲りたい相手を書き添えることも整理の一つ。価値が分からない品は、処分前に査定などで確認する方法もあります。
大切な品を一つ選び、残したい理由を書く
家族・信頼できる人への伝達
自分の希望と、困った時に頼りたい相手を共有する
家族が遠方でも、身近に家族がいなくても、まずは誰に相談できそうかを考えます。情報をまとめた場所も一緒に伝えます。
連絡してほしい人、相談したい相手を一人考える
契約・デジタル情報
利用中の契約と、確認できる場所を整理する
スマホの中の契約は、周りの人に見えにくいことがあります。まずはサービス名と支払い元を確認し、秘密情報は安全な場所で管理します。
利用中の有料サービスを一つ確認する
医療・介護の希望
自分が大切にしたい暮らしを、周りの人と話し合う
医療やケアについては、家族などの信頼できる人や医療・ケアの担当者と話し合います。気持ちが変われば、その都度見直してかまいません。
これからの暮らしで大切にしたいことを一つ書く
葬儀・供養・相続の準備
希望、書類の所在、専門家に聞きたいことを整理する
希望をメモすることと、必要な手続きを済ませることは別です。相続や遺言などの具体的な判断・手続きは、内容に合った専門家へ確認します。
大切な書類の保管場所を一か所確認する
4今日の一歩
今日は、一つで十分です
今の自分にできそうなことを選んでみましょう。答えは、手元のノートや紙に残しておけます。
今日は、気になることを一つ見つけるだけでも
名前・資産・パスワードは、手元で安全に管理しましょう。
5少しずつ見直す
一度に全部ではなく、
「分割終活」で
分けるのは、始める時期ではなく一度に取り組む量。暮らしの変化に合わせて、希望や持ち物を見直していく、トリセツからの提案です。
- 考える
これからも大切にしたいことを一つ
- 整える
今の暮らしに合わせて一か所から
- 見直す
変わったことを、もう一度確かめる
誕生日、退職、引っ越し、家族構成の変化などを、見直すきっかけにしてもよいでしょう。前に決めたことを、今の自分に合わせて変えても大丈夫です。
医療・ケアの希望も、気持ちの変化に合わせて繰り返し話し合うことが大切とされています。厚生労働省「人生会議」
「分割終活」全体が、公的な制度や推奨基準という意味ではありません。
6一人で難しい時
自分で進める
難しいところは、頼る
知ったことをもとに、自分でやってみる。そのうえで困ったことがあれば、相談する相手を選べます。
自分で確認できること
希望を書き出す、品物の意味を残す、書類の場所を確かめる。今日の一歩から始められます。
制度や専門的な判断
自治体の窓口や、相談内容に合う専門家へ。医療・介護のことは、医療・ケアの担当者と相談しましょう。

自分の場合の順番を、セミナーで
まだ準備していなくても、気になることが一つあれば大丈夫。終活の全体像と、自分に合う始め方を一緒に考えます。
セミナー情報を見る参考にした情報
- 国民生活センター「今から考えておきたいデジタル終活」契約・デジタル情報の準備
- 厚生労働省「人生会議とは」医療・ケアの希望を繰り返し話し合うこと
参照確認:2026.09.24。この記事は一般的な準備の案内です。個別の契約・医療・法的な判断は、担当窓口や専門家に確認してください。
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